葬儀の種類【一般葬・家族葬・一日葬・リビング葬・直葬・密葬】

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葬式と言えば、亡くなった故人の親せきや職場関係、友達など関係者を大勢招いて、葬儀・告別式を行う「一般葬」を思い浮かべる方も多いですが、その他にも葬式にはいくつかの形式があります。

葬儀費用や葬儀規模を決定する上でも、葬儀の形式をどのようにするのかを決めることは非常に重要ですので、ここではそれぞれの形式について解説していきます。

葬儀の種類

一般葬

一般葬とは、親族や故人と生前に親しかった方など、故人と縁のあった方に多く参列してもらう形式の葬式になります。

皆さんも長く生きていれば、一度や二度は友人や会社の上司などの葬儀に参列したことがると思います。それが一般葬です。

形式を重んじるので、礼状の送付からおもてなし、お香典返しなどもきちっと行います。参列者が多くなりますので、その分、対応しなければいけないことも多く、また費用面でも負担がかかりますので、近年では敬遠する遺族も多いです。

ただ、参列者が多いので、立派な葬式にすることが可能です。私もこれまでいくつかの葬儀に参列してきましたが、やはり立派な葬式というのは思い出に残っています。鮮やかな記憶として故人を残すことができるのは、一般葬ならではのメリットと言えるでしょう。

特に昔ながらの考え方をする年配の方は一般葬を好むことが多いですよね。

 葬式の半数以上が一般葬になっており、病院から紹介される葬儀社が提案するほとんどが一般葬になると思います。

家族葬とは?一般葬と比べて家族葬のメリット・デメリット

2018.04.06

家族葬

家族葬は公的な意味のある言葉ではないので一般葬との明確な違いというものはありませんが、一般的に家族葬とは身内を中心として少数の行われる形式の葬儀のことです。

家族葬では小規模の葬儀にはなりますが、通夜や告別式といったことは一般葬と同じ流れで行わることが多いので、形式的には一般葬とさほど変わらないことが多いです。ただ、儀礼的な会葬を遠慮することが多いので、故人や遺族の想いを形にしやすいというメリットがあります。

家族葬では身内のみで行うことが前提とされているので、故人と親しくしていた会社関係の方や友人など参列できなかった方の為に、葬儀が終わった後に「お別れ会」や「偲ぶ会」を行うことがあります。

家族葬はお金をかけずに、更に精神的な負担も少ないので、今、最も注目されている葬儀の形式になります。

一日葬

通夜をした翌日に葬式を行うのが一般的ですが、一日葬は通夜を行わずに1日で葬儀と告別式を行う形式の葬儀になります。

通常は2日間で行われる葬儀を1日にまとめることで、特に遠方から参列する方のスケジュールが確保できない場合などに一日葬を行うことがあります。

ただ、死亡してから24時間は火葬できないという法律がありますので、一日葬の場合でも火葬をするのは一般葬と同じく死後3日目になります。ということは2日目は遺体を安置する場所を確保する必要がありますので、手配しておく必要があります。

また、通常の形式とは異なりますので、一日葬をする場合は事前に菩提寺に相談して了承してもらうことが必要です。(仏式の場合)

リビング葬

リビング葬とは、リビングに見立てた式場で行われる形式の葬儀になります。

リビングの中央に棺桶を置いて、その周りに生花で飾ります。式場に備わっている設備は葬儀社によって異なりますが、キッチンが置いていていたり、建物そのものが宿泊施設になっている式場もあります。

リビング葬の形式に決まりはありませんが、一般葬と同じ形式で行われるのが一般的です。ただ、宗教者がいない場では喪服を着る必要がありませんので、ジャージなどの部屋着などでテーブルを囲んでお茶でも飲みながら、より自然な形で葬式行うことができます。

ちなみに、自宅のリビングで葬儀をするという意味ではありません。

直葬

直葬とは、遺体を直接火葬場に運んで葬儀や告別式などを一切行わずに火葬場で故人を見送る形式の葬儀になります。

葬儀費用を抑えることができるので、経済面で不安のある場合に好まれる形式ですが、直葬は親族間で揉めることが多いので、もし費用面を抑える為だけに直葬を選ぼうと思われている方は、事前に親族に相談して了承を得ておく必要があります。

お別れ会をしたり、火葬の時に別れの時間を過ごすこともあります。

また、葬儀をしないといっても、寝台車や棺、遺体保存用のドライアイスなど揃えなければいけないものや、手続きも必要になりますので、直葬の場合でも余程のことが無ければ葬儀社に依頼して取り仕切ってもらうことになります。

管理人
そもそも葬儀を行わないので、葬儀の種類の一つと数えて良いのかという疑問もありますが、葬儀社の中では直葬も葬儀の一つと捉えられています。

密葬

密葬とは、遺族などの身内や近親者のみで行われる形式の葬儀になります。

家族葬と同じ意味で用いられることもありますが、密葬では基本的に密葬して火葬した後日に本葬が行われます。故人が芸能人や大企業の社長など、しめやかに執り行いたい場合に密葬で行うことが多いです。

一般葬がメインだけど家族葬が注目されている

葬儀の形式アンケート
  • 一般葬:56.6%
  • 家族葬:35.4%
  • 直葬:2.0%
  • 密葬:0.4&
  • その他:2.3%
  • 無回答:3.3%

一般社団法人日本消費者協会「葬儀についてのアンケート調査報告書(2017年)」

一般葬が半数以上を占めていますが、近年ではお金をかけずに身内のみで行う家族葬が注目されています。特に都心部では5割近くが家族葬を選択しています。