葬儀は何のためにするの?葬儀を行う意味や役割

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人は亡くなったら葬儀を行う・・・。幼稚園児でも知っていることです。

病院で亡くなったのであれば、病院側から葬儀会社を紹介されて通夜を行い、翌日に葬儀・告別式を行い、初七日法要まで行うのが今の葬式の一般的な流れです。

葬儀では多くの儀式が行われますが、その内容について理解している方はそう多くはありません。

特に葬儀は自分の大切な人が亡くなった直後に行われるので、そんな状態でなぜ葬儀をしなければいけないのか?と疑問を持つ方ってそうそういないと思います。

ここでは何のために葬儀をするのか。葬儀を行う意味や役割について解説していきます。

葬儀とは?

葬儀とは、葬送儀礼の略語で、故人を葬るための儀式のことです。

具体的には、死を迎える直前の時期である臨終から葬儀式、追悼儀礼に至るまでの遺族や関係者が営む一連の儀礼全般のことを指します。

宗教的な役割だけではなくて、死を惜しむ遺族や関係者などの心の悲しみや苦痛を癒す為にも大変重要な儀式です。

葬儀の役割

遺体への物理的な役割

遺体はそのまま放っておくと腐敗していきます。

故人の尊厳を守るためにも遺体を火葬するなどの処置が必要になります。遺体を火葬して処置をすることで、死者と決別して別れを告げることができるのです。

また、日本では死んだ遺体をそのまま放置していてはいけないと法律で定められているので、法的にクリアにするという意味合いもあります。

遺族の心理的な役割

特に親や親せきなど、自分の身近にいる方の死に対しての精神的ダメージは計り知れません。

もし葬儀というシステムが無ければ、病院などからそのまま火葬場に運ばれて火葬されてしまいます。これでは遺族の悲しみが癒えることができません。

葬儀を行うことで、臨終から通夜、葬儀や告別式、その後の法事に至るまでの一連の流れを経ることで、遺族が故人の死を受け入れる機会を作ってくれます。また、葬儀では家族や親戚、故人と親交のあった方が集まりますので、一人で悲しみに浸ることが無く、みんなで励まし合うことで心が癒えることもあります。

葬儀は遺された遺族の心のケアとしても非常に重要な役割を持っていると言えるでしょう。

故人への役割

人は死ぬことによって肉体は消滅しますが、宗教上の考えでは魂(霊)はこの世にまだ存在している状態になります。その魂をこの世からあの世へとスムーズに旅立てるようにサポートすることこそが葬儀を行う最も大きな役割です。

宗教的な話にはなるので、人によっては理解をしがたいことではあります。

教育的な役割

葬儀に参列することにより、死について考えるキッカケになり、より命の大切さを認識させてくれる機会を作ってくれます。

葬儀は葬儀社に丸投げが一般的

通夜や葬儀、告別式や火葬場など流れは葬儀社に任せておけば、あとは勝手に取り仕切ってくれます。

葬儀の段取りだけではなく、身内が死亡してから死亡届や火葬許可申請書などの書類の手続きまで全てお願いすることができるので、葬儀に関して何も知識が無くても問題なく無事に済ませることができるでしょう。

ただ、近年ではそういう考え方を改めようという動きが活発化しており、故人の好きなものを斎場で並べたり、ロックが好きな故人だったら、大音量でロックを流したりなど、従来の形式にとらわれずに、自由に葬儀を行うスタイルが注目されています。

身内のみで行う家族葬もその一つですよね。